第4月曜日は、銀座ソレイユ本校でのレッスンでした。
ご参加の皆様、ありがとうございました。🥰
今日は、これから新作に取りかかる生徒さん制作手順をご紹介します!
さぁて!!何を描こうかな・・♪
今日は、「この素材に野の花Blumenを描きます!」と
早い決断のKさん。
それでは、図案を写しましょう!
図案は素材の型とほぼ等しいサイズで準備します。
転写して、描き始めます。
リボンは、ホワイトとイエロ―系でちょっとシックに。
華やか、ちょっと大人っぽい雰囲気で、、
と言いつつ筆が進みます。
(可愛いです♪)
すでに本科修了されているので、
描き方はすでにマスターされているので
早く描けます。
ほぼ出来上がりそう。
でも、このあとのトリミングがどうするか・・
そこが悩ましいですね。
来月にデザインをどうするか
一緒に決めていきましょう。
* * * *
今回は「著書本の中にあった
ずっとやりたいと思っていた憧れの作品」と
S様から頂いたコメントに感激♪
この鏡↓を描かれます。
下準備完了!
これだけでも半日を要しました。
入念な準備と、サイズ寸法を測ります。
素材と図案が微妙に大きさがちがうため、調節が必要です。
ここが最も大事な部分です。
今日のレッスンは、ほとんどが、この作業で終わりました。
こういう下準備は家でして頂いても良いですが、
あえてお教室で一緒にすると、丁寧な仕上がりになり、
より一層、仕上げが美しいものとなります。
s様の丁寧な作業ぶりに、安心や確実性を感じます。
* * * *
さて次は、
「実りの秋」という作品がすごく描きたくて・・♪
という希望で、描かれるM様
作品はこちら↓
2010年JDPA日本デコラティブペインティング協会
名古屋支部展でセミナーをした作品。
この作品も下準備から開始♪
サンドペーパーや、下地塗の仕方を細かく
伝授させて頂きました。
お料理でもなんでも、下処理ができてないと
美味しくないのと同じで、
ペイントも、「下準備命」です。
私は、あまり厳しくはするつもりはないのですが、
学ぶ意欲のある方には、私がしている真髄を
惜しみなくお伝えします。
実際のところ、とにかく、下準備ができてないと、
どれだけ絵の技術がよくても仕上がりに支障をきたします。
だから、絵がうまく描けるよりも
下準備がうまくできる方が上なのです。
本当に、上達したい人、プロになりたい人は、
ここが命!!
私は、エニッド先生はじめ、
クリス先生他、海外で厳しく伝授されてきたので、
これが今の自分の美しい仕上がりにつながっていると自負しています!
ということで、図案を転写する場合のノウハウと、
マスキングテープの長さに至るまで、細かく指導させて頂きました。
本日は、下準備と、フレームの模様づくりもしました。
ペイントの下準備が大事なら、
絵における下塗りの状態がとても重要なので、
細工を施しました。
これは来月のブログで、
どうなったか、ご紹介させていただきます♪
今回のようなブラウン系の作品は、
アンティークに見えるけど、アンティーク溶剤を使わない。
それをテーマに描いています。
私も20年前は、アンティーク剤を使う渋い作品に憧れましたが、
今は、もうアンティーク剤を使って描くのは、本科で1作品のみです。
かれこれ、「実りの秋」という作品も、もう14年も前の作品。
そろそろまた、新しい「実りの秋Ⅱ」なんかも考えようかな、と
思っております。
それでは、今日のところはここまでとさせて頂きます。
引き続きよろしくお願いいたします。
ドイツ語圏のフォークアートペインティング
「バウエルンマーレライ」
吉岡美千代